フランス映画でフランス語「愛と宿命の泉」:映画クラス【おすすめフランス映画】

あらすじ・ストーリー

1920年代のフランス、プロヴァンス地方。 兵役を終えて帰って来たウゴラン・スベラン(ダニエル・オートゥイユ)は、伯父のセザール(イヴ・モンタン)の家の近所に住居を定め、念願のカーネーション作りを始めた。

2人は、隣人のマリウスに最適な土地を売ってもらうよう頼むが、頑固に拒絶され、カッとなって彼を殴り殺してしまった。 問題の土地は、しかしマリウスの妹フロレットの息子ジャン(ジェラール・ドパルデュー)が継ぐことになり・・・

泉を巡って、まさに愛と憎しみと、復讐の物語。

全部、堪能するには、前編、後編と合わせると計4時間くらいになります。 それでも、続きが気になってしまう、この映画。 秋の夜長に、いかがですか?

作品情報

製作年:1986年
製作国:フランス/イタリア
原題:JEAN DE FLORETTE

キャスト・フタッフ

監督:クロード・ペリ

製作:ピエール・グルンステイン

出演:イヴ・モンタン、ジェラール・ドパルデュー、ダニエル・オートゥイユ、エマニュエル・べアール

セリフからフランス語を学ぼう

Quelle bonne surprise

よく帰って来た

主人公が、兵役から帰ってきたシーンです。 主人公のウラゴン役は、ダニエル・オートゥイユ。 この映画は、若き頃の有名俳優が勢ぞろいなので、そういった意味でも見応えがあります。

service militaire

兵役

Quand je serai mort tu habiteras ici.

俺が死んだらここへ住め

この主人公と伯父さん、このようにとっても仲が良さそうですが、この後とんでもないことをしでかします。 この二人の人間臭さ、泥まみれになっている姿が、この映画では印象に残ります。

C’est quoi ton idée?

どんな考えだ?

Qu’est-ce que tu fais toute la journée! Tu veux me le dire!

一日中何してる。言わんか。

カーネーションを育てるためには、隣の家の土地が必要。 隣人の土地にある、泉さえ利用できれば・・・ この隣人の甥っ子役が、ジェラール・ドパルデューです。

この企みが、世代を超えて続く、愛と憎しみのお話へと展開してゆきます。

南部の訛りが少しあり、聞き取りは少し難しいように思われます。 現代劇の方が、映画自体の音声もハッキリとしていて、なんとなく聞き取りやすいような気がします。

しかし、時代はだいぶ違いますが、実際にフランスに行き、例えばプロヴァンスあたりで年配の男性と言葉を交わすとしたら、きっとこのような感じなのでしょう。

映画クラスの進めかた

映画クラスとは

映画を見ながらフランス語を学ぶ大好評のクラスです。 フランス映画が好き、フランス語が好きな方に。 映画のストーリーからフレーズをピックアップ。 フランス語の基礎が既に身についた方にオススメのクラスです。

1.今月の映画を鑑賞

フランス人講師自らが、毎月、オススメ映画を選んでいます。 まず約20分間、フランス映画を鑑賞します。 ハリウッド映画はたくさんあるけれど、フランス映画はレンタルDVD屋さんにも少ないし、そもそもどれが面白いのか、わからない・・・ そんな方にも、おもしろいフランス映画の ”掘り出し物”を知るよい機会だと好評です!

2.フレーズ聞き取りにチャレンジ

聞き取れそうで聞き取れない?! 映画の中のシーンで、ナチュラルな会話を聞いてみましょう。 フランス人同士の会話では、テキストなどで習ったフレーズがそのまま出てくるのではなく、フランス人ならではの省略された言い方になってしまうことが多くあります。 ピックアップしたフレーズから、よりリアルな使い方を、少し練習するときも。

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