川に流される、行列ができる、ごちそうする、をフランス語で何と言う?:絵本の言葉を翻訳してみよう

こちらは、フランス語の歌や看板、パッケージ、子どもの絵本など身の回りの物から、フランス語を学ぶ内容です。レッスンやテキスト以外のところにも、以外に学習に役立つヒントがあるものですよ!

川に流される、をフランス語で言うと?

なんと言うでしょうか?

流す、を辞書で調べてみると・・・

faire couler

が出てきました。こちらの動詞をこの場合は使えるのでしょうか。

さて、正解は・・・

emporter par la rivière

川に流される

直訳すると、「川に持って行かれる」ですね。なるほど、日本語では「流される」ですが、フランス語では「持って行かれる」とは、イメージの違いが発見できて面白いです。

この疑問どこから来たのかと言いますと、子どもに読み聞かせる絵本です。


「あふれたかぼちゃスープの 川に流されたらどうしよう」

というセリフです。

あふれたかぼちゃスープの川に流されたらどうしよう〜

というフレーズを使うチャンスはないと思いますが、

◯◯したらどうしよう〜

や、先ほどの「川に流される」は使用する機会はありそうです。

絵本のフレーズを訳すと、こうなります。

Qu’est-ce que je fais si je suis emporté par la rivière de potiron?

ケスク ジュ フェ スィ ジュ スィ オンポるテ パー ラ りヴィエーる ド ポティろン


こんな行列、をフランス語でいうと?

行列、は

la queue

ラ キュ

ですよね。では

こーんな行列ができたら

の、こーんな、の部分はどう訳すのが良いでしょうか・・・。

正解は、

une telle queue

ウヌ テル キュ

では、行列ができる、を訳すときに、動詞は何を使ったら良いでしょう?

できる、をそのまま辞書で調べても、当然ダメですよね。

可能だ、という意味のpouvoirなどが出てきてしまいます。

現れる、や、作られる、というような意味合いの動詞でしょうか・・・?


「こーんな行列ができたら、どうしようー!」

というセリフです。

フランス人ネイティブに聞いたら、正解はこうなりました。先ほどの、こーんな行列、という部分と組み合わせて、

Si une telle queue s’est formée

スィ ウヌ テル ク セ フォルメ

(こーんな行列ができたら)

形作る、という意味の動詞

former

を使うと、ニュアンスも合うのですね。


ごちそうする、をフランス語でいうと?

ごちそうする、は食事に関する言葉ですから、覚えておきたいです。

faire manger

フェーる モンジェ

でしょうか?

いえ、これだと、例えば赤ちゃんにお母さんが離乳食を「食べさせる」というようなニュアンスになってしまいます。


セリフは、「リスさん達をよんで、ごちそうしよう」です。

誰かのために料理をしてもてなす、というシーンです。その場合には、

faire à manger

フェーる ア モンジェ

cuisiner pour ◯◯

 クイジネ ポー  〜

 (◯◯のために料理する)

が良いだろう、とのことです。

faire manger

は、「食べさせる」というニュアンス、

faire à manger

で à が入ると、「ごちそうする」というニュアンスになるとは、ややこしいです。

On fait à manger aux écureils

オン フェ ア モンジェ オウ ゼキュイユ

(リス達にごちそうしよう。)

または、

Je cuisine pour les écureils.

ジュ クイジン ポー レ ゼキュイユ

私はリス達のために料理するよ

もちろん、以下のように、「リス」の部分はごちそうする相手の名前などに変えて、使って下さいね!

Je fais à manger pour ma famille.

ジュ フェ ア モンジェ ポー マ ファミーユ

私は家族のために料理を作ります。

ちなみに、お金を払う方の「オゴる」は、

régaler

payer

払う

や、

inviter

招待する

を使って、このように言います。

Je t‘invite ce soir.

ジュ トンヴィテ ス ソワ

今夜は僕がおごるよ。

C’est moi qui paie ce soir.

セ モア キ ペイ ス ソワ

今日は私が払うよ。

Je vous régale .

ジュ ヴ れガレ

最後のrégaler を使ったフレーズは、「私はあなたをもてなします。」という意味です。しかし、人によってはこちらが少し「上から目線」に感じることもあるそうですよ。


ごちそうするよ、と言われた時に、メルシー、を言いそびれないようにするために、覚えておきたいですね!

絵本の中の簡単なフレーズでも、翻訳者のつもりになって頭の中で考えながら読んでいると、これってフランス語では何て言うのだろう??と大変勉強になります。