「クリスマス・ストーリー」フランス映画紹介

クリスマスストーリー
引用:yahoo映画、リンク先

あらすじ・ストーリー

年を重ねた今でも仲むつまじいアベルとジュノンのヴュイヤール夫妻には、かつて4人の子供がいた。

しかし、幼くして長男のジョゼフは白血病を患い、わずか7歳でこの世を去ってしまう。

それから長い年月が経ち、それぞれに独立した3人の子供たち。そんなある日、母ジュノンはジョゼフと同じ白血病を宣告されてしまう。そこで、ジュノンを助けるため、すっかりバラバラだった家族は、クリスマスを前に久々の再会を果たすのだが…。

弟を憎む姉。なぜこんなにも、弟を好きになれないのか。

愛憎の中で波乱含みのひとときを送る姿を描いた家族ドラマ。

作品情報

製作年:2008年
製作国:フランス
原題:UN CONTE DE NOEL/A CHRISTMAS TALE

キャスト・監督

監督:アルノー・デプレシャン

出演:カトリーヌ・ドヌーヴジャン=ポール・ルシヨンアンヌ・コンシニマチュー・アマルリック

感想

冒頭から、なかなかうまくいかない家族のモヤモヤとした愛憎が流れていて、どんよりとした雰囲気です。

一見謎解きのようなミステリー感がありますが、特に隠された真実が存在する訳でもなく、スッキリとせず終わるのです。

骨髄移植を息子から母へ・・・しかもその息子は、母に愛されていなかった子。誰が悪いのか、悪くないのか。

「クリスマス・ストーリー」というタイトルを聞くと、暖かい家族のお話かと思ってしまいますが、クリスマスに集まった、仲の悪い家族のお話なので、明るい気持ちになりたい方にはオススメしません。

日本の映画のように、全てを丁寧に説明はしてくれませんが、ラストシーンには作り手の表現したい事が凝縮されているように感じます。


セリフからフランス語を学ぼう

クリスマス、日本で言ったらお正月には、家族が集まります。

こちらの映画は、登場人物がほとんど親戚同士なので、家族同士の会話は多めに聞けます。

義理の家族に会った時や、初めて会うときなど・・・フランスではこんな感じなのね、と、日本との文化の違いがあるのか、注目してみるのも面白いかもしれません。

※こちらの映画はフランス語映画クラスでは扱っておりません。


映画クラスでフランス語を学ぼう

1.今月の映画を鑑賞

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聞き取れそうで聞き取れない?!

映画の中のシーンで、ナチュラルな会話を聞いてみましょう。

フランス人同士の会話では、テキストなどで習ったフレーズがそのまま出てくるのではなく、フランス人ならではの省略された言い方になってしまうことが多くあります。

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