マルセルの夏:フランス映画紹介【フランスの国民的作家マルセル・パニョルの人生】

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あらすじ

国民的作家、マルセル・パニョルの回想録を詩情豊かに映画化したヒューマンドラマ。9歳の少年・マルセルがプロヴァンスの丘で家族と共に過ごした夏休みを時に切なく、時にコミカルに描く。

作品情報

製作年:1990年
製作国:フランス
原題:LA GLOIRE DE MON PERE/MY FATHER’S GLORY

キャスト・監督

監督:イヴ・ロベール

製作:アラン・ボワレ

出演:フィリップ・コーベール、ジョリ・モリナス、テレーズ・リオタール

フランスの作家マルセル・パニョル

マルセル・パニョル(Marcel Pagnol)は、20世紀に活躍したフランスの劇作家・小説家・映画作家です。英語教師を経て劇作家となりました。映画作家として、初めてアカデミー・フランセーズ会員に選ばれたことでも有名です。

フランス映画では、1980年代にクロード・ベリにより映画化された「愛と宿命の泉 フロレット家のジャン」「泉のマノン」の2部作で国際的な評価を得ました。(パニョルの小説を基に映画化)

マルセル・パニョルの人生

1895年2月28日生まれ

出生地:フランス・ブーシュ=デュ=ローヌ県オーバーニュ

マルセイユで育つ。父は教員ジョゼフ・パニョル、母はお針子オーギュスティーヌ・ランソ。弟ポール、ルネ、妹ジェルメーヌ。

幼少期に文字を読むことを覚え、教師であった父親は驚き奨励したが、母親は「脳みそが爆発するかもしれない」と心配し、6歳になるまで本に触れることを禁止としました。このエピソードは、「マルセルの夏」の映画の中でエピソードとして描かれています。

バカンスには、オーバーニュ近くの丘の上にある村落の村落ラ・トレイユで家族と過ごしました。

10歳でマルセイユの富裕層の子弟が通う名門リセの奨学金試験を受け、2番の成績で合格し入学をします。そこで生涯の友となるアカデミー・フランセーズ賞作家でユダヤ人のアルベール・コーエンと知り合います。

マルセルの少年時代を描いた映画「マルセルの夏」の副題からもわかるように、父親はマルセルにとって憧れの存在であり、15歳のとき、父親と同じリセの英語教師となりました。

その後、教師を辞めてパリへ行き、そのかわりに劇作家としての道を選びます。

1924年 最初の成人としての戯曲『名誉を売る商人』が上演
1929年『マリウス』をテアトル・ド・パリ座のために執筆

1931年『マリウス』がパニョル自身の制作のもとに映画化

1916年 シモーヌ・コリーヌとマルセイユで結婚
1945年 女優のジャクリーヌ・ブーヴィエと結婚

1946年 アカデミー・フランセーズ会員に選ばれる。この栄誉を受けた最初の映画作家。

1974年 自宅で死去。79歳。

マルセル・パニョル主な作品

上演作品

名誉を売る商人/1925年
ジャズ Jazz/1926年
トパーズ/1930年
マリウス/1929年
ファニー/1932年
セザール/1936年

小説・自伝・執筆

少年時代の思い出 – 父の大手柄/1957年
少年時代の思い出 – 秘めごとの季節/1959年
丘の泉・フロレット家のジャン・泉のマノン/1964年
少年時代の思い出 – 恋する時/1977年
鉄仮面の秘密/1965年

マルセル・パニョルの名言

々が幸福になることを
難しく感じるのは、過去を美化する一方で、
現在を実際よりも悪くとらえ、
未来を非常に不安定なものとして
とらえているからに過ぎない。

死ぬなんてことは何でもないが、
この世と別れるのが僕には辛い。

何を笑うかによって、
その人柄がわかる。


マルセル・パニョルの少年時代を描いた、「マルセルの夏」は、プロヴァンスの大自然が美しく、初夏にピッタリの作品です。コメディのような笑えるシーンや、キュンと切ない気持ちにさせられるシーンなど、大人も子どもも楽しめる映画です。