もくじ
あらすじ・ストーリー
フランスに実在した素朴派の女性画家セラフィーヌ・ルイの生涯を描いたヒューマン・ドラマ。
貧しい暮らしの中、敬虔にして無垢な心のままに草花や果物を描き続けたセラフィーヌと、彼女の才能を見出したドイツ人画商が織りなす心の交流。
1912年、フランスのパリ郊外サンリス。貧しく孤独な家政婦セラフィーヌは、草木や花々に話しかけ、部屋に籠もって黙々と絵を描く日々を送っていた。そんなある日、アンリ・ルソーを見出したドイツ人画商ヴィルヘルム・ウーデが、偶然目にした彼女の絵に心奪われ、援助を申し出るのだった。
作品情報
製作年: | 2008年 |
---|---|
製作国: | ベルギー・フランス |
原題: | Séraphine |
キャスト・監督
監督:マルタン・プロヴォスト
出演:
- セラフィーヌ: ヨランド・モロー
- ウーデ: ウルリッヒ・トゥクル
- アンヌ・マリー: アンヌ・ベネント
感想
2009年のセザール賞では作品賞をはじめ最多7部門を受賞したそうです。
個人的には、そんなに素晴らしい映画だとは思いませんでした。
実在の人物を描いた映画なので、その事実に忠実に描く必要性は確かにあると思いますが、それ故に映画としての面白さに欠けると感じました。
画家セラフィーヌのファンならば、楽しめると思います。
慎ましやかな一人の才能ある女性が、見出されて有名になってゆく、というところまでは良いです。植物や動物への愛情、という一面はそれほど映画の中で描かれていたとは感じませんでした。
また、少し有名になったらパトロンのお金をやたら勝手に使ってしまうところなど、何だか見苦しかったです。
映画クラスでフランス語を学ぼう
1.今月の映画を鑑賞
フランス人講師自らが、毎月、オススメ映画を選んでいます。
まず、そのレッスンで題材にするフランス映画を20分程度、鑑賞します。 ハリウッド映画はたくさんあるけれど、フランス映画はレンタルDVD屋さんにも少ないし、そもそもどれが面白いのか、わからない・・・
そんな方にも、おもしろいフランス映画の ”掘り出し物”を知るよい機会だと好評です!
2.フレーズ聞き取りにチャレンジ
聞き取れそうで聞き取れない?!
映画の中のシーンで、ナチュラルな会話を聞いてみましょう。
フランス人同士の会話では、テキストなどで習ったフレーズがそのまま出てくるのではなく、フランス人ならではの省略された言い方になってしまうことが多くあります。
ピックアップしたフレーズから、よりリアルな使い方を、少し練習するときもあります。
より実践的なフランス語を、楽しみながら学べる映画クラス。
定員4名までの少人数制の教室です。
90分間のレッスンで、聞き取りや言葉の言い回しなどを学ぶ、盛りだくさんのクラスです。
体験レッスンにぜひ起こし下さい!