フランス映画「モリエール恋こそ喜劇」17世紀フランスの演劇と社交界を描くロマンチックコメディ

あらすじ・ストーリー

個人ブログから引用

17世紀のフランスで多くの喜劇作品を残した劇作家・モリエール。売れない俳優だった彼が喜劇王と呼ばれるようになっていくその半生をつづる伝記ドラマ。

1644年のパリ。劇団を主宰するモリエールは借金の肩代わりと引き換えに、金持ちの商人ジュルダンの演劇指南役を務めることになるが……。

喜劇作家モリエールの生涯で、空白となっている数カ月間を描くフィクション。

作品情報

製作年:2007年
製作国:フランス
原題:Molière

キャスト・監督

監督:ローラン・ティラール

出演:ロマン・デュリス、ファブリス・ルキーニ、リュディヴィーヌ・サニエ

感想

17世紀の社交界。その世界に入り込んだ売れない俳優、モリエール。

モリエールを雇った富豪は実は、自分の妻とは別に若き夫人に思いを寄せる。富豪役はファブリス・ルキーニ。この俳優の出演作は、今のところ全部おもしろい。今回の「モリエール」でも、不倫に憧れながらある意味ピュアな善人である富豪という憎めないキャラを演じていて、大拍手です。

富豪が思いを寄せる若き夫人を演じているのが、「8人の女たち」で、少女の役を演じたリュディヴィーヌ・サニエである。小生意気で妖艶な姿にうっとりする。

主人公モリエールはロマン・デュリスが演じる。富豪の妻への密やかな愛が主軸かと思いきや、そんな単純な恋愛映画ではない。

17世紀の演劇の発展や当時の社交界の駆け引きや、人間同士のドラマなど、もっと色々な軸からテーマが絡み合って、終盤に向かって徐々に回収されてゆくという、まさによくできた台本だと思った。

17世紀フランスの演劇界とは

喜劇王と呼ばれたモリエール

「モリエール 恋こそ喜劇」は、実在した劇作家モリエールの若き日の恋を描いた映画です。コメディ・フランセーズの起源、17世紀フランス演劇界にあってシェークスピアに並ぶ劇作家だそうです。

本名はジャン=バティスト・ポクランJean-Baptiste Poquelin

フランスの劇作家ジャン=バティスト・ポクランJean-Baptiste Poquelin肖像画

ピエール・コルネイユ、ジャン・ラシーヌと共に、古典主義の三大作家の一人です。数多くの優れた喜劇を制作し、フランス古典喜劇を完成させました。鋭い風刺が大衆にウケていたとの事で、映画の冒頭でも、借金を催促しにきた役人を大衆の前で笑いにしてしまうようなシーンが見られます。

極めて裕福な家庭に生まれ育ち、青年期に演劇を志して劇団を結成するも運営に失敗、パリから逃げ出すように12年間の南フランス演劇修業の旅に出ました。

モリエールの人生で、成功を収める前の空白の12年間において、喜劇「タルチュフ」の元となる実際の体験があったのではないかとの想定の下で書かれたフィクションが「モリエール恋こそ喜劇」です。

パリ帰還後に大成功を収めます。

自身が率いる劇団はフランス国王の寵愛を獲得するまでに至りました。彼が率いていた劇団がコメディ・フランセーズの前身であることから、同劇団は「モリエールの家(La maison de Molière)」という別名を持っています。

この世紀のフランスはルイ13世のもと、絶対王政に向かうという歴史的段階でした。

コメディ・フランセーズとは?

継続して活動している劇団としては世界最古!

コメディフランセーズ(Comédie-Française)は1680年に設立された、フランス国立の劇団。パレ・ロワイヤル地区に立つ劇場の名称でもあり、テアトル・フランセ(Théâtre-Français)とも呼ばれる。

当時のフランスでは、コメディ・イタリエンヌ(Comédie-Italienne)も人気を集めていた。それに対して、ルイ14世が、モリエールの衣鉢を継ぐ「喜劇」を得意とする劇団と、悲劇を得意とする別の劇団の統合を命じ設立された。

初期には、「セヴィリアの理髪師」「フィガロの結婚」などが当たりを取った。

 1866年と1872年 – 1880年、サラ・ベルナールが在籍した。

コメディフランセーズオペラ通りからの眺め

17世紀のフランスには、地方を巡業を主とする劇団が200以上、様々な劇団を渡り歩く役者も1000人は存在したという。数多くある劇団のうち、20ほどの劇団のみが王侯貴族の手厚い庇護を獲得していたが、モリエールの元々の劇団であるデュフレーヌ劇団もまさにこうした劇団のひとつであった。

(引用・抜粋及び参考資料:wikipedia


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