フランス映画「グレート・デイズ 夢に挑んだ父と子」スポ根×親子の絆。感動のストーリー

引用:Amazon.co.jp,リンクはこちら

あらすじ

頑固で不器用な父。反抗期の、車椅子の息子。

車いすの生活をおくる17歳のジュリアンは、失業して久しぶりに帰って来る父ポールとの再会を楽しみにしていた。

だが、息子とどう接していいか分からないポールは、口をきこうともしない。

そんな父にジュリアンは、とんでもない提案を突きつける。
「父さんと、アイアンマンレースに出たい。」

2人がコンビを組んで、トライアスロンに挑戦する。

フランスで公開されるや、大ヒットした。

フランス映画祭2014のオープニング作品。日本でも、 TOHOシネマズや新宿武蔵野館などで上映された。

作品情報

製作年:2014年
製作国:フランス
原題:Un homme à la hauteur

キャスト・監督

監督:ニルス・タヴェルニエ

出演:ジャック・ガンブラン、ファビアン・エロー

以下は映画制作ノート(公式HP)から引用

ドキュメンタリー作品の製作のためにネッケル病院の神経内科を訪れたニルス・タヴェルニエ監督は、そこで重度の障がいを抱えた子供たちと出会う。
生きるエネルギーを信じられないほど輝かせ、周囲や家族をも照らしている彼らの姿に感動したタヴェルニエ監督は、車いすの青年を主人公にした物語を作ろうと決意する。
その時のことを監督は「彼らを見ると、最初は自分たちとの違いを感じたけれど、たちまちそのパワーに圧倒された。だから希望に溢れる映画を作りたかった」と語る。

以上公式HPより:http://greatdays.gaga.ne.jp/pnote/

感想

公式サイトには、『最強のふたり』の感動再び、という、この映画の謳い文句があるが、この映画は「最強のふたり」とは全く違う種類の映画であると私は思う。

障害を乗り越えて主人公がトライアスロンに挑む姿で、涙を誘うという意図が製作者側にあるかどうかはわからない。

しかし、この映画は、単純に「父と子」の関わりを描いたストーリーとして、見応えのあるものだと思う。

そういう意味では、車椅子括りとして「最強のふたり」と並べる必要もないし、どちらが感動的かを比べる必要もない。

主人公は、確かに障害を持っている青年である。

しかし、息子と関わるのが下手な頑固な父親は、障害者の親でなくてもいるし、とても優しいが少々過保護な母親も、どこにだって、いる。

自分自身は、子を持つ一人の親としてこの映画を見て、見て良かったと思えるし、きっとそのように感じる視聴者が、たくさんいるだろう。

トライアスロンのコースで頑張っているのは、結局父親で、子どもは乗っているだけじゃないか、という映画のレビューも目にし、確かにそのようにも見えるのだが、障害を持つ身でレースに挑むことがどんなに大変で体力がいる危険な事かが想像できないので、その点は言及しない。

トライアスロンのレースの撮影は、実際のアイアンマンレースの会場で行われたとのことを読み、映画制作スタッフの映画に対する熱い思いが感じられた。

アイアンマンレースのスタートシーンは、南フランスのニースで実際に行われたレースで撮影された。
スタッフとキャストは、朝6時に2700名の猛特訓したアスリートたちに囲まれ、素晴らしい一日を過ごした。
彼らが極限まで行こうと努力する様子が、皆の脳裏に焼き付いた。
3.8キロの遠泳を終えた全アスリートが水から上がるのを見るのは、目が覚めるような瞬間だった。

以上公式HPより:http://greatdays.gaga.ne.jp/pnote/

この映画はどこで観れる?

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