フランス映画「列車に乗った男」

あらすじ

裕福だけど退屈な人生と、不安定だけれど自由な人生。あなたなら、どちらを選びますか?

全く異なった人生を歩んできた2人の男の会話劇。

列車から降り、薬局に立ち寄ったミランは、そこで初老の男性、マネスキエと出会い、彼の家に立ち寄ることになる。数日間、居候することになったミランはマネスキエと話すうちに、少しずつ自分の人生を見つめ直してゆくが・・

作品情報

製作年:2002年
製作国:フランス
原題:L’Homme du train

キャスト・監督

監督:パトリス・ルコント

脚本:クロード・クロッツ

出演:ジャン・ロシュフォール、ジョニー・アリディ


評価 :3/5。

感想

フランス映画らしく、結末を観客に委ねるような終わり方。果たして、主人公は自分の生き方を捨てて、新しい人生を歩き出したのか・・・?

見ている者は、やはり映画を見るときは自分の人生と重ね合わせるものだ。映画の結末も、その人なりに解釈したいように解釈する。そして、映画が明日を生きる糧となったり、希望となったりするのだろう。人生について描いた映画を見ると、特にそう思う。

映画の印象は、ずっと暗い。ずっと話している。

だけどどこか、心の奥底にじんわり効くような映画だ。


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