フランス映画「イヴ・サンローラン」

あらすじ

ファッションの歴史を塗り替えた伝説のデザイナー、イヴ・サンローランの光と影。

1953年、パリ。21歳の新進デザイナー、イブ・サン=ローランは、クリスチャン・ディオールの亡きあとの後継者に指名され、一躍脚光を浴びる。

その才能にほれ込んだ26歳の実業家ピエール・ベルジェとサン=ローランは、出会ってすぐに恋に落ち、ベルジェの支援を受けて「イヴ・サンローラン(YSL)」を設立、独立を果たす。

2人の関係は世界のファッション史を変えるものとなったが、一方で表現者としてのプレッシャーや孤独に悩むサン=ローランは、薬物やアルコールに依存するようになっていく。

サン=ローランの元恋人で、ビジネスパートナーでもあった実業家のピエール・ベルジェの協力や、イヴ・サン=ローラン財団所有のアーカイブ衣装の貸し出し許可なども得て製作された。

作品情報

製作年:2014年
製作国:フランス
原題:Yves Saint Laurent

キャスト・監督

監督:ジャリル・レスペール

出演:ピエール・ニネ、ギョーム・ガリエンヌ


評価 :3/5。

感想

イヴ・サンローランを題材にした映画いくつかあり、見比べるために続けて2本みたが、こちらの映画の方が好きだ。

天才だからこそやりたい放題で享楽にふけるイヴ。

辛抱強くそばで支え続けたピエール・ベルジェ。

男性同士のキスシーンなどあるので批判する方もいるようだが、むしろ描かない方が映画として不自然じゃないか?

ただ派手な世界やファッションの煌びやかさを期待してみる人には不向きな映画。

サンローランの人生、相方であるピエール・ベルジェの人生、二人の人間性や関係がしっかりめに描かれており、見応えがある。


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