フランス映画「仕立て屋の恋」フランス映画

あらすじ

孤独な生活を送るイールは、向かのアパートに住むアリスを覗き見ているうちに彼女に恋をし、そしてある日・・・見てはいけないものをしまったのだった。

監督は「髪結いの亭主 」のパトリス・ルコント。

作品情報

製作年:1989年
製作国:フランス
原題:Monsieur Hire

キャスト・監督

監督:パトリス・ルコント

出演:ミシェル・ブラン、サンドリーヌ・ボネール


評価 :5/5。

感想

びっくりしました。結末を見て、心がぎゅっとしました。

パトリス・ルコント監督の名前は聞いたことがあったので、映画のタイトルはだいぶ前から耳にしていて、でもなんだかパッとしない映画かなと、何となく最初をチラ見だけして、勝手に思い込んでおりました。

それでも、フランス人に、これは面白い映画だと言われ、なんか暗い映画だけどなと思いながら、何もやることがない日にアマゾンプライムでなんとなく流し見ていたのです。

最初の数十分は、孤独な男の人が、若い綺麗な女性に恋をして、うーんどうなるのかなと。

オペラ座の怪人の現代版?

ストーカーとか、主人公が狂気じみた人格であるとか、ちょっと怖い展開なのかなと思っておりました。

しかし、物語の中盤になり、はて、これはどういうことだ??と、謎がだんだん大きくなるのです。

さらに観ているうちに、謎が解けてゆき、それなら一体どういう展開になるのだ?と興味が膨れてきます。

見終わった後には、一体誰が「怪人」で、誰が「聖人」であるのか、ちょっと考えさせられました。

なんか心がギュッとして、しばらくこの映画のことを考えてしまいました。

他の人はこの映画を見て、どう感じるんだろう?など気になり、 映画のレビューを検索したり・・ とにかく心に残る映画でした。

ちょっとネタバレになってしまうかもしれませんが、日本の映画 「容疑者Xの献身」 のラストシーンの堤真一さんの演技を思い出しました。


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