病院のお話だからと言って、お涙頂戴の泣かせる映画ではありません。冒頭から、心をぐっと掴まれる、ユーモアに富んだ面白さです。体も動かせずしゃべることのできない老人と、病気の少年の交流を描いた作品。
フランス映画「未来よ こんにちは」熟年離婚、その後の一人で生きる人生をしっとり描く。
パリの高校で哲学を教えているナタリーは、同じ哲学教師の夫と独立している二人の子供がいる。パリ市内に一人で暮らす母の介護に追われながらも充実した日々。そんなある日、突然夫から、好きな人ができた、と打ち明けられる。
フランス映画「ピエロの赤い鼻」希望をくれた敵兵が教えてくれた、人間らしさとは。
田舎町に住む少年リュシアンは、毎週日曜にピエロに扮し皆を笑わせる父親ジャックを恥ずかしく思っていた。
ある日、ジャックの古い友人から、父親がピエロを演じ続ける理由を聞くことになる。
それは10年前、第二次大戦ドイツ占領下のフランスでの、悲しい出来事がきっかけであった。ずしんと重く心に残るが、希望や勇気も与えてくれる映画
フランス映画「グレート・デイズ 夢に挑んだ父と子」スポ根×親子の絆。感動のストーリー
父さんと、アイアンマンレースに出たい。車いすの生活をおくる17歳のジュリアンが、頑固な父に突きつけた提案。会話もなかった父と子が、コンビを組んでアイアンマンに挑む。フランスで公開されると、口コミでヒットした感動ストーリー。
人生の終わり方を自分で決められるとしたら・・「92歳のパリジェンヌ」フランス映画紹介
92歳の誕生日に「2カ月後の10月17日に私は逝きます」と宣言し、祝いに集まった家族たちを驚かせたマドレーヌ。周囲に迷惑をかける前に人生に幕を下ろしたいという、マドレーヌの揺らぐことのない意思、それを認めるか認めないかの家族の葛藤を描く。フランスに波紋を巻き起こした実話を基にしている。
正義と真実はどこにある?「アムール、愛の法廷」フランス映画紹介
厳格で人間味のない裁判官と恐れられるミシェル。かつて思いを寄せていた女医・ディットが、偶然、ある裁判の陪審員に選出される。そんな中、法廷では、娘を殺した父親の裁判が始まる。裁判長、裁判官、陪審員、警察。全ての人も、一人の人間であり、真実はどこにあるのか、何を真実とするのかを考えさせられる映画。正義の目的は真実の追求ではないというセリフも大変深いと思いました。
フランス映画「今さら言えない小さな秘密」フランスの人気絵本の映画化
世界45カ国以上で本が出版されたストーリーの映画化。南仏プロヴァンスに静かに暮らす自転車屋の店主には、妻にも友達にも言えない隠し事があった・・・。誰からも尊敬される「自転車の名手」である彼は、実は自転車に乗れないのだ。誰にもバレずに何とか暮らしてきた彼に、ある日とうとう秘密をバラさなくては乗り越えられない危機が訪れる。
危険なプロット:フランス映画紹介
高校の国語教師として退屈な日々を送るジェルマンは、新学期を迎えたばかりのある日、クロードという生徒の作文に心惹かれる。その文章に可能性を感じたジェルマンは、彼の個人授業に。ますます魅力的な物語を紡いでいくクロードだったが、どんどん危険な状況に向かっていき、やがてスリリングな心理戦に・・
12か月の未来図:フランス映画紹介
ドキュメンタリーを見ているような、リアル感がありました。先生と生徒が打ち解けていく、よくあるストーリーであるにも関わらず、作り物ではない、問題も解決し切れていない感じがとても現実味があります。最後までじっくりと見て欲しい作品。
ブルゴーニュで会いましょう:フランス映画紹介
フランス語学習者としては、フランス文化を知るひとつの方法として見ておきたい映画です。