ベルギー・ブリュッセルの街に暮らす神様と、その娘が引き起こす騒動を描いた物語。人間に怒るイタズラな出来事は、神様の暇つぶしだという設定と、ファンタジックで現実離れしたストーリー。最後に訪れる、あり得ないけれどふんわりした幸福感が漂う展開。
フランス映画「神様メール」現実逃避したい時におすすめのファンタジックコメディ

ベルギー・ブリュッセルの街に暮らす神様と、その娘が引き起こす騒動を描いた物語。人間に怒るイタズラな出来事は、神様の暇つぶしだという設定と、ファンタジックで現実離れしたストーリー。最後に訪れる、あり得ないけれどふんわりした幸福感が漂う展開。
ある日、電車を乗り違え、もう長い間帰っていない故郷に辿り着いた主人公。記憶は中年の自分のまま、少年時代にタイムスリップし、幸せだった家族との暮らしを楽しむが、しかしこの数日後には、父は失踪するはずなのだ。祖母から聞く両親の秘密、悲しい過去の出来事とは。日本の漫画が原作の、心に染みるフランス映画。
異なった人種や民族に対する偏見や差別、そして個人と個人との繋がりがその偏見を超えた友情になるのだということが、子どもにもわかりやすくしっかりと描かれています。まるで兄弟のように育てられた、青い瞳のアズールと黒い瞳のアスマール。2人には身分の差があったが、同じ乳母に兄弟のように育てられた。領主であるアズールの父により、離れ離れになってしまった二人が、今度はイスラムの国で再会する。
世界45カ国以上で本が出版されたストーリーの映画化。南仏プロヴァンスに静かに暮らす自転車屋の店主には、妻にも友達にも言えない隠し事があった・・・。誰からも尊敬される「自転車の名手」である彼は、実は自転車に乗れないのだ。誰にもバレずに何とか暮らしてきた彼に、ある日とうとう秘密をバラさなくては乗り越えられない危機が訪れる。
不倫をする若くて美しい主婦がボヴァリー夫人で、それを知っている主人公のパン屋はボヴァリー夫人に思いを寄せている・・・という構図。官能的なシーンもあるが、基本はコメディで笑えます。こういった映画をきっかけに、フランスの文化や歴史を知るきっかけになる所がとても楽しいですね。ちなみに、これを書いた当時の1856年、作家のフローベールは、風紀紊乱の罪で起訴されたとのことです。
結末が・・・え?つまり、どういうこと?と、見てきたストーリーを思い返したり少し巻き戻してみたり・・・モヤモヤとしたまま、寝る前も、次の日も、この映画について考えてしまったりしているので、ああ、これがミステリーの為せる技なのか、と気づき、それがまたこの映画のすごい所なのだろうか、とも思います。
フランス映画の中でも、ファンタジックなジャンル。心に響く人間ドラマです。両親を失ったショックで言葉を話せない青年・ポール。ある日、彼はプルーストというマダムと出会い、失われた記憶を呼び戻す不思議なハーブティーを勧められる。主人公の青年とその家族の悲しい過去が明らかになってゆく。フランス映画クラスの記念すべき第一回目の映画が、これでした。大好きな映画です。
聞き取りも、わりとしやすく、日常で応用できそうなフレーズが多くありました。ナレーターの説明が、たくさん入っています。
ハッキリしゃべってくれていますが、内容はつまっているので、なかなか聞き取れないところもあります。