引退した初老の男性と若い女性のほのかな心の絆を描く。
フランス映画「親密すぎるうちあけ話」
この先どうなるのだろう?ハラハラどきどきする心理戦。日常の隣にあるようなちょっとした事件や妄想から起こる小さな事件。この先どうなるの?真実は何?全体としては静かなシーンが多いのだけど、最初から最後まで目が離せず、面白かった。
フランス映画「未来よ こんにちは」熟年離婚、その後の一人で生きる人生をしっとり描く。
パリの高校で哲学を教えているナタリーは、同じ哲学教師の夫と独立している二人の子供がいる。パリ市内に一人で暮らす母の介護に追われながらも充実した日々。そんなある日、突然夫から、好きな人ができた、と打ち明けられる。
フランス映画「レ・ブロンゼ 再会と友情に乾杯」
避暑地にバカンスにやってきたお騒がせな仲間たち。27年前に出会った男女が、今度は中年になり、リゾートホテルで懐かしの大集合。相変わらず個性的な6人が繰り広げるコメディ劇。フランスで大ヒットしたシリーズの3作目だが、初めて見ても楽しめる。「本人は一生懸命、己のポリシーを貫いていて、本人は本気で困っていたり、楽しかったり、怒っていたりするけれど、それが周りから見たらとても滑稽に思える。しかし、決して、本人は自分は面白い人だとは思っていない」
正義と真実はどこにある?「アムール、愛の法廷」フランス映画紹介
厳格で人間味のない裁判官と恐れられるミシェル。かつて思いを寄せていた女医・ディットが、偶然、ある裁判の陪審員に選出される。そんな中、法廷では、娘を殺した父親の裁判が始まる。裁判長、裁判官、陪審員、警察。全ての人も、一人の人間であり、真実はどこにあるのか、何を真実とするのかを考えさせられる映画。正義の目的は真実の追求ではないというセリフも大変深いと思いました。
フランス映画「ムッシュカステラの恋」紹介
中年社長カステラの恋。様々な人の人生が重なり合う、群像劇。モントリオール世界映画祭 グランプリなど、フランスでヒット。監督のアニエス・ジャウイは、これまで脚本家、女優として活躍しており、この映画は彼女の監督デビュー作。
パリ、嘘つきな恋:フランス映画紹介
勇気をもらえる映画。くだらない事で不満を言っていた自分が、恥ずかしくなるほどのパワーを、もらいました。ひょんなことから車椅子に座っていたプレイボーイのジョスラン。彼は偶然出会った美女・ジュリーの気を引くために「自分は車椅子生活だ」と嘘をつく。すると、嘘を信じた彼女から姉を紹介されて…。
「間奏曲はパリで」おすすめフランス映画
この映画の魅力は、なんと言っても主演のイザベル・ユペールの可愛らしさ。
年を重ねても、好奇心と冒険心を忘れていない、チャーミングな主人公を見事に演じていて好感が持てます。
田舎での慎ましい夫婦生活に疲れ果て、パリで浮気を・・・という、ちょっと後ろめたいストーリーかと思いましたが、実際に映画を見始めると、そんなドロドロとした印象はありません。何歳になっても、いつでも人生を楽しめるんだという希望さえ感じさせます。
「地上5センチの恋心」おすすめフランス映画
日常生活に関係するフランス語フレーズがたくさん出てきます。人間らしい、というのは、必ずしも、素敵だとか道徳的だ、ということではなくだらしなかったり、何か欠点があったり、心の弱さから悪いことをしてしまったり・・・そんな普通の人間たちが、ストーリーの上で繋がり、ピリッと心に響くような魅力を醸し出しています。
フランス、幸せのメソッド:映画紹介
フランスの社会的な問題が根底を流れている。貧富の差だとか、大きな企業が小さな町工場に目を向けないのだとか・・シンデレラストーリーとして中盤までは楽しめる。