社会主義がテーマになっているという事で「ある程度難しい退屈な映画」を想像し見始めましたが、良い意味で期待を裏切られました。
子ども目線で、というところがこの映画のポイントになっていて、あまり政治に詳しくない大人にとっても、非常に見やすくなっています。
社会主義が何なのか?という根本的な説明は差し置き、まず社会主義になると、「家の中の暮らしはどうなるか」が最初に映し出されます。
社会主義がテーマになっているという事で「ある程度難しい退屈な映画」を想像し見始めましたが、良い意味で期待を裏切られました。
子ども目線で、というところがこの映画のポイントになっていて、あまり政治に詳しくない大人にとっても、非常に見やすくなっています。
社会主義が何なのか?という根本的な説明は差し置き、まず社会主義になると、「家の中の暮らしはどうなるか」が最初に映し出されます。
女性の政治家は、どうしてそんなにも屈強なのか、男性ばかりの政治の世界で何か成し遂げようとするそのバイタリティはどこからくるのか、そんなことを最近考えました。
家庭を持ちながら、政治の世界で戦う女性とは、どういう人物なのか、と、なぜ大変な業界にわざわざ行くのか、など。
その答えがこの映画にあるように思います。苦しい状況でも何か信念を持ってコツコツ進み続ける女性のたくましさ。
恵まれた日本で、普通の女性の一人である自分も、少しは信念を持って努力し続けようと思わせられた、とってもパワーのある映画でした。
一人の女性を選ぶ人生が幸せか?それとも、その他の全ての女性を選べる可能性のある独身が幸せなのか・・?シャルロット・ゲンズブール、イヴァン・アタル主演の夫婦のラブストーリー。
亡くなった母の遺言に従い、父と兄を探す旅に出た双子の姉弟。やがて激しい宗教対立に翻弄され続けた母の、数奇にして壮絶な運命と向き合っていく。
田舎町に住む少年リュシアンは、毎週日曜にピエロに扮し皆を笑わせる父親ジャックを恥ずかしく思っていた。
ある日、ジャックの古い友人から、父親がピエロを演じ続ける理由を聞くことになる。
それは10年前、第二次大戦ドイツ占領下のフランスでの、悲しい出来事がきっかけであった。ずしんと重く心に残るが、希望や勇気も与えてくれる映画
ドリュフォー監督の最大のヒット作。ナチ占領下のパリでは、人々は夜間外出を禁止され、11時以降は外出禁止。地下鉄の終電車に人々は殺到した。妻であり看板女優で、夫に変わり劇場の経営をやっているマリオン(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、夜になるとユダヤ人である夫の隠れている地下室にひっそりと入る。
「バスの中で孫が殺された。ヘジャブ(髪を隠すスカーフ)をしてなかったからだ。」フランスの歴史を学ぶ意味合いで、こちらの映画は見るべきものと思います。過去の悲しい史実を描いた映画は、恐ろしいけれど目を逸らしてはいけないですね。
心に残る映画でした。祖国の情報をフランスに受け渡すのは、祖国の行く末を憂い、せめて愛する我が子が新しい世界で生きて欲しいという、愛あればこその行動。ソビエト連邦を崩壊させたきっかけの一つともいわれる実在のスパイ事件“フェアウェル事件”を映画化したヒューマン・サスペンス。
宗教革命に揺れる動乱の16世紀フランスの宮廷を舞台に、「アデルの恋の物語」のアジャーニが、愛に生きた女--王妃マルゴを演じた一大ラブ・ロマンス。原作はA・デュマの同名小説。【フランス映画の感想を募集中!ぜひコメントに書いて下さい】
フランスの有名な作家、カミュに対して、またアルジェリアとの歴史に対して、理解を深める良いきっかけになる映画だと思います。主には母親への愛情、複雑な気持ちが描かれているように感じました。彼はフランスに暮らしていましたが、アルジェリア人としての誇りを失うことなく、内戦状態に陥りテロ事件も勃発している祖国を思う気持ちが伝わってきます。