もくじ
会話サロン
日常に会った出来事を、フランス語でおしゃべりするチャンスがあれば、
「使える」「リアルな」フランス語がぐんぐん上達する!
日本語もわかるフランス人講師がサポートするので、フランス語ペラペラでなくてもOK
会話サロンてどんなこと話しているの??という方のために、話題の一部をお届けしています。
注意!フランス語の「ドア トゥー ドア」は違う意味
ドゥースフランスの教室は東中野駅前、中野方面行きのホームから見える、徒歩2分の場所。
お仕事帰りに、フランス語会話サロンに立ち寄る方も、たくさんいらっしゃいます。
通勤時間がどのくらいか、という話になりました。
Dans votre cas, combien de temps vous mettez?
あなたの場合、どのくらいの時間がかかりますか?
Combien de temps ça prend?
上のようにça を使う場合は、動詞はprendre になります。
通勤の話題になれば、以下のフレーズも使えますね。
Qu’est-ce-que vous faite dans le train?
電車の中で、何をしますか?
日本では、よく、
「ドアtoドアで、1時間だよ」
というように答えますよね。
でも、ドア・トュ・ドアをフランス語で直訳して
×porte à porte
とは言わないので、気をつけて下さい。
porte à porteは、
ドアからドアへ訊ね歩く人、戸別訪問
訪問販売で、押し売りをする人、などに対して使う言葉になってしまいますよ。
日本で使われる「ドア トュー ドア」
つまり、自宅のドアを開けてから仕事場のドアをくぐるまで、
というドアに注目した通勤時間の言い方ですが、この言い方はフランス語ではしないそうなので、
「まったく同じ意味の言葉はない!」
そうです。
でも、こう言うことはできます。
de chez moi à mon bureau
自分の家から、オフィスまで
アクソンテギュ、アクソングラーヴのルール
さて、日本語とフランス語の違いの一つとして、
アクセント記号がありますよね。
フランス語の単語を書いていて、
「アクソングラーヴと、アクソンテギュ、どっちだっけ?」
と思う事、よくありませんか?
もう知っている方もたくさんいるかもしれませんが、アクソングラーヴと発音のちょっとしたルールが話題になりましたので、内容を書きます。
アクソングラーヴは、
最後が発音しない無音のEの場合に、その手前のEに付く
のだそうです。
例えば、
une arène.
そして、
père
(父)
mère
(母)
どちらも、発音は「ペレ」「メレ」ではなく、
ペーる、メーる、
のように、カタカナで書くと「る」などになってしまいますが、Rの、息が抜けるような無音で終わります。
la règle.
↑これも、「レグレ」とは発音しませんね。
レグ(る)
のように、Lの音で終わり、最後のEは無音になります。
アクソンテギュと比べると、よりわかりやすいです。
例えば以下を読んでみて下さい。
Vous préférez le thé ou le café
あなたは紅茶とカフェどちらが好みですか?
これを読むとき、プレフェレ というように、アクソンテギュの付いたそれぞれのEは発音しています。
カフェ、も、発音するEなので、カフ、ではなく、カフェ、となります。
Je préfère le thé.
こちらの場合、プレフェー(る)のような感じで、préfère の最後のEは、Rの息が抜けるような無音の終わり方になります。
régler
こちらの2つめのEは、発音するから、最初のEにはアクソンテギュがついています。
つまり、アクサン・グラーヴは単語の末尾に無音の「e」があるとき、その直前の開音節の「e」につけて音を表す、ということだそうです。
日本にいる外国人は、よく褒められる?
講師によると、外国人が日本語を少し話すと、例えそれが
「ありがとう」
のような簡単な一言であっても、
「日本語、上手ですね〜」
と言って子どものように褒められることが多いのだそうです。
dire un compliment
褒める
これが心地よいか、そうでもないかは個人の感覚によるかと思います。
でも仮に私がフランスに行って、
Merci!Bonne journée!
と言い
「フランス語上手ですね!」
と褒められたら、単純に嬉しいなと思ってしまいますけどね!
実際にそこで長く暮らしていたら、嬉しさよりも、子どものように扱わないで、という感覚になってくるのかもしれませんね。
ところで日本で暮らす外国人とお話していて、
「この方、キャラクターが強いなあ、個性的だなあ」
と思う事もありますよね。
(外国人に限った事ではありませんけれど。)
Elle a du caractère.
彼女は性格が強い
この言い方は、ポジティヴな場合も、ネガティヴな場合にも使います。
例えば、
「この人は、自分(自己)をしっかり持っている」
と言いたい時は、ポジティヴな使い方ですよね。
前後の文脈によって、変わってくると思います。
Elle a bon caractère.
彼女はよい性格だ
Elle a mauvais caractère.
彼女は悪い性格だ
こちらも、使えそうです。
会話サロンは、時間内で入退室自由なので、明日早いのでお先に!や、
仕事で少し遅くなったけど、ちょっとでもしゃべりたい!もOK
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