フランス映画には、おもしろいコメディ映画がたくさんあります。
フランスといえば、どちらかというとロマンチックな映画が多いかと思いきや、実はゲラゲラ笑えるような面白い映画が溢れています。フランス人の笑いのセンスを感じさせるものばかりです。
フランスのコメディ映画をおすすめジャンル別に紹介していきますので、フランス映画でおすすめのコメディ映画を探している人はぜひ参考にして下さい!
もくじ
コメディの定番といえばコレ
レ・ブロンゼ 再会と友情に乾杯!

フランスでの観客動員数で上位、多くのフランス人が見たコメディ映画。
避暑地にバカンスにやってきたお騒がせな仲間たち。
27年前に出会った男女が、今度は中年になり、リゾートホテルで懐かしの大集合。相変わらず個性的な6人が繰り広げるコメディ劇。
フランス映画の”常連”俳優たち、つまり、他の映画では一人で主役を張ることが多い大物俳優たちが、物語のメインである仲良しグループの中の一人、一人として出演している。
それもそのはず、彼らは元々同じ劇団(スプランディッド)で、1978年の「レ・ブロンぜ」第1作目の大ヒットによりそれぞれが有名になって行ったのだ。
3作目だけあって、皆おじさん、おばさんになっているが、ベテラン俳優たちがおバカを本気でやるという意気込みが感じられる。
ジャン・レノ×コメディで「LEON」のイメージと違うジャン・レノの一面を発見
日本人にとってジャンレノといえば、「LEON」のクールなイタリア系の殺し屋のイメージ。でも実は、コメディ映画にも多数出演しているんです。
おかしなおかしな訪問者
中世の騎士が現代にタイムスリップして起こすドタバタ・コメディ。
西暦1123年のフランスに住む騎士ゴットフロワは、お世継ぎの父上を誤って殺してしまう。おかしなおかしな訪問者詳細ページへ
ルビー&カンタン

おしゃべりが過ぎてもめ事の絶えない男カンタンと寡黙な男ルビー。
そんな対称的な2人は刑務所の中で出会った。自分のおしゃべりを黙って聞いてくれるルビーをカンタンは一方的に親友と決めつけ、彼の後をどこまでもつけ回すように。ルビー&カンタンの詳細ページへ
マヌケな主人公にほっこり。脱力して観れるフランスコメディ映画。
今年の疲れを吹っ飛ばす!有名な俳優が主人公なので、笑えること間違いなし!チャーミングな主人公の姿に、きっと全てが小さな悩みに思えてくるかも?!
メルシィ、人生

冴えない中年男性ピニョン。妻子にも見捨てられた上、20年勤めた会社からクビになることを聞かされる。身投げをしようとしたところを隣の部屋の老人に助けられる。事情を聞いた老人はクビにならない方法をピニョン氏に伝授するが・・・メルシィ、人生の詳細ページへ
奇人たちの晩餐会

出版業を営むブロシャンには密かな楽しみがあった。それはバカな人間を招待しては仲間で笑い物にするという晩餐会だ・・・。今回選んだゲストは、税務局に勤めるフランソワ・ピニョン。ピニョンはマッチ棒で模型を作るのに熱中している変人であった。1998年の映画。
少し昔のコメディで古き良きフランスを垣間見る【ルイ・ド・フュネス主演】
フランス人なら誰でも知っている、フランス映画、コメディ俳優、ルイ・ド・フュネス。ドリフや吉本新喜劇のような(?)ドタバタコメディといえばこの人!
ニューヨーク・パリ大冒険

ニューヨークに住む有名なラビが、パリに向かう。ユダヤ教徒の風俗を風刺した喜劇。1973年フランスでの興行収入第一位の映画。ニューヨーク・パリ大冒険詳細ページへ
大追跡(だいついせき)

フランス、イタリア、スペイン共同制作。善良な小市民が、犯罪に巻き込まれる騒動を描いたスラップスティック・コメディ。バカンスに出発した平凡な中年男性が、事故で車が故障してしまう。相手は、代わりに自分の持つ新車を提供するが、実はその車には、ギャングの盗み出した金品が隠されていた……。
笑った後には感動も味わえるコメディ映画。
笑えるだけじゃない!家族や友達の素晴らしに感動できる、大満足のコメディ映画で胸いっぱい。
ぼくの大切なともだち

友人と呼べる人間がいないことを指摘された豪腕美術商フランソワ(ダニエル・オートゥイユ)。
ショックを受けた彼は、“10日以内に親友をつれてくる”という賭けをする。ぼくの大切なともだち詳細ページへ
最高の花婿

引用元:yahoo映画,https://movies.yahoo.co.jp/movie/353323/
自分たちは敬虔なカトリック教徒なのに、4人の娘たちの婿は、ユダヤ人、アラブ人、中国人、そして、コートジボワール人。色とりどりの家族に愛と平和は訪れるのか?文化やの違いを、ユーモアを交えながら描く最高の花婿の詳細ページへ
フランス人の「ブラックコメディ」というジャンル
赤ちゃんの逆襲

恨みを抱いていた相手の赤ちゃんとして生まれ変わってしまった男が、赤ちゃんとして復讐を測る、ブラックコメディ。
建築会社の社長・ヴァンサン・ポレルには、もうすぐ初めての息子が生まれる。
そんなポレルの会社に、ある日建築家を夢みる冴えない絵描きシモンが現れ、自分の作品のアイデアを盗作したと抗議。
それを追い返し、車で妻の出産する病院へ向かうポレルだが、そこに飛び出したシモンを跳ねてしまう。そしてシモンの魂は、まさに今この世に生まれるポレルの赤ちゃんの体の中へ・・・。
その日から、ポレルの眠れない日々が始まるのだった。
大人向けのコメディ。夫婦で笑いながら見るタイプの作品。ただし、ファミリー向けではない。
フランスのコメディ映画「奇人たちの晩餐会」そして「レ・ブロンゼ」と同様に、またしてもティエリー・レルミットが金持ちの社長役で、周りの人間に翻弄される姿で笑わせてくれる。
笑って見られるシーンが多いが、性的な描写も出てくるので、R-15作品となっている。
モン・パリ

世界初、男性が妊娠?!70年代フランスのコメディ映画。
カトリーヌ・ドヌーヴの美しい姿。彼女の働く美容室に訪れる女性客のファッションも可愛くポップ。
おすすめポイント
子どもを産んで、育てた、または現在育てている女性にしかわからないことがある。現代では、子育ての大変さをしっかり説明してくれている本などが多くあり、また科学的な視点からも子育て自体の理解が進んでいるので助かるが、それがない時代はどうやって、子育て中や妊娠中の女性の気持ちを理解できただろうか。
この映画は、そんな女性の思いを、風刺を込めて、誰にでも楽しめるコメディで表現したのかもしれない。モン・パリ詳細へ
いかがでしたか?楽しく笑えて感動の映画、ドタバタコメディで単純に笑える映画から、あまり上品でない映画まで、紹介しました。
ぜひ、フランスのセンス抜群のコメディ映画を観て、笑って過ごして下さいね!
↓ジャンル別だから今日の気分で選べる!【楽しい気分になる映画】【フランスの歴史が学べる映画】【社会問題を扱った映画】【女性にオススメの映画】などなどフランス映画盛りだくさん!