どちらとも言えない、をフランス語で?意見を聞かれたとき:会話

フランス語を話そう

日常に会った出来事を、フランス語でおしゃべりするチャンスがあれば、

「使える」「リアルな」フランス語がぐんぐん上達する!

日本語もわかるフランス人講師がサポートするので、フランス語ペラペラでなくてもOK


 

会話サロンてどんなこと話しているの??という方のために、話題の一部をお届けしています。

 

 

マンガの話題

会話クラスでは、最近読んだ本の話、見た映画の話がよく話題になります。

 

 

この日、紫式部の「源氏物語」が話題に上がっていました。

 

(源氏物語:天皇の息子・光源氏を主人公に、貴族たちの愛と人生を描いた長編小説。物語は光源氏の誕生前から死後まで七〇年以上にわたる。)

 

 

私は、マンガ「あさきゆめみし」源氏物語をマンガ化したもので読みましたけれど、本物の源氏物語は読んだ事がありません。でも

 

C’est mieux que ne pas apprendre.

なにも学ばないよりはいいね。

 

日本のマンガは、フランスではとても人気で、フランスのバンド・デシネよりも、人気が上回っているとか。

日本でも人気の「ワンピース」「ドラゴンボール」なども、本屋さんで売られていました。

たしか、1冊1000円〜1500円だったと思います。

 

 

Vous lisez des Manga?

あなたは漫画を読みますか?

 

映画「3月のライオン」も、マンガから映画になりました。

その話題から、将棋の話題に、中学生棋士の藤井聡太さんの話題になりました。

彼は、

 

collégien

中学生(男子生徒)

 

でありながら、

 

le record de victoires à la suite

連勝記録

 

で注目をあびました。

 

29 victoires

29勝

 

でストップしましたが、すごいことですよね。

 

将棋は

gymnastique  cérébrale

脳ミソの体操

 

になりそうだね、と講師が一言。

たしかに、脳みそフル回転でしょうね。

 

すると生徒さんから、

「フランス語をやっているのも、脳トレ、のつもりよ」

という一言が。

 

語学の学習は、脳ミソの体操はもちろん、顔筋の体操にもなると思っているのですが、いかがですか?

 

共学に賛成?反対?

l’ école mixte

共学

 

日本の学校についての話題。

みなさんは、自分のお子さんを行かせるなら男女共学、それとも男子校や女子校の

どちらを選択しますか?

 

これについて、自分の意見をフランス語で言うのは少し難しい気もしますが、この日のご参加のお二人は、しっかりと自分の意見を述べていました。

 

社会に出たら、男子だけ、女子だけの世界ではない、両方と関わらなくてはならないから、共学に賛成だというご意見、

 

そして、どちらにも利点があるので、どちらとも言えない、というご意見。

とにかく、

 

C’est mieux d’avoir le choix.

選択があることはいいことよ。

 

 

Les écoles de filles ont disparu?

女子校はなくなった?

 

完全になくなってはいないかと思いますが、少子化の影響もあって、なくなりつつあるかもしれませんね。

 

そして、学校や教育制度がらみで、この話題。

制服に賛成?反対?

 

que pensez-vous des uniformes?

制服について、どう思いますか?

 

意見を聞かれた時の答え方として、

 

 

Je suis contre.

私は反対です。

 

Je suis partagé(e)

どちらとも言い兼ねます

 

 

どちらとも言い兼ねる、は、賛成でもあるし、反対でもある、どちらの意見も持っている、ということなので、ハッキリとした意見を言うのに慣れていない日本人にとっては使いやすいかもしれません。

 

制服がなければ、

 

les étudiantes peuvent exprimer leur personnalité.

生徒達は自分の個性を表現できる

 

 

au contraire

しかし反対に、

 

 

les familles peu fortunées n’ont pas à acheter beaucoup de vêtements.

 

制服があれば、毎日同じ服でよいわけですから、お金持ちでない家庭にとっては、たくさん服を買う必要がないので助かりますよね。

 

つまり、

 

le port de l’uniforme évite la discrimination sociale à l’école

制服を着る事は、差別を避けることにつながる

 

差別、というのは少し強い言葉かもしれませんが、

あの子はいつも高そうな服を着ているのに、私はお金がないから、服を買えない・・・

ということがなく、みんな平等でいられる、というわけです。

 

たしかに、どちらにも、良い点と悪い点がありますね。

 

 

男子小学生の、冬でも半ズボンを履いて登校している姿は、いかにも寒そうだ、とフランス人講師。

でも、たいていはハイソックスを履いているので、大丈夫ではないか、という意見も。

 

les chaussettes hautes

ハイソックス

 


 

鼻をかむ音に対する、文化のちがい

 

フランス人の友だちが日本に遊びに来た時の話ですが、電車の中で、隣に座った男性がずっと鼻をすすっており、

Cet homme m’énerve.

イライラさせるわ

 

とつぶやいていました。

 

日本人は、鼻水が出るとき、いさぎよく鼻をかまずに、鼻をスッスッ・・・とすすり続けるので、汚らしい、とフランス人は言います。

 

mouchoirs en papier

ティシューペーパー

 

mouchoirs en tissu

ハンカチ

 

鼻をかむ、の動詞は

se moucher

 

 

Je me mouche.

私は鼻をかみます

 

 

鼻水をすすり続けるのは、フランス人にとっては周りをイライラさせるし、汚らしい印象とのことです。(たしかに、そうですね。)

しかしながら、フランス人の中には、たとえ食事中であっても、かまわず鼻を大きな音でかむ人もいます。

 

鼻をかむ音と、鼻水をすする音、どちらがイメージが悪いかは、考え方がちがうようです。

(どちらも、汚いですけれどね・・・)

 

dégoutant

汚らわしい、見苦しい、汚らしい、などの意味

 

 

 

講師の学生時代、アジアからの留学生が、授業中にずっと鼻をすすっていたので、先生が業を煮やして

 

sortez, et mouchez-vous!

出て行って、鼻をかんでこい!

 

と、そのアジア人に対して言い放ったとか。

 

鼻水は、すすらずに、静かにかむ、のがいいかもしれません。

 

 

discrètement

静かに

 


 

最後に、

subjonctif

について出た話題を少しだけ

フランス人もついつい間違えてしまうというsubjonctifの使い方です。

 

Avant que je parte, je vais lui téléphoner.

出かける前に、彼に電話します。

 

では、出かけた後に、彼に電話します、はどういいますか?

 

 

×Après que je parte, je vais lui téléphoner.

 

は不正解です。

 

正しくは、

 

Après que je suis parti, je vais lui téléphoner.

出かけた後に、彼に電話します。

 

他に、この日の会話サロンで出た単語を書いておきます。

 

 

une mercerie

手芸・服飾用品店

 

vaporisateur

スプレー

 


 

 

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