フランス映画「おとなの恋の測り方」勇気をもらえるラブコメディ

引用:filmarks,https://filmarks.com/movies/70320

あらすじ

美人で仕事もできる弁護士のディアーヌ。

ある日スマホをレストランに忘れたことをきっかけに、運命的に一人の男性と知り合いに。電話で話す彼はとっても優しく、ユーモアに溢れている。

初めての待ち合わせの日、彼女の前に現れたのはもちろん素敵な男性。

けれど、”かなり”背が低い、136センチの男性だった。

作品情報

製作年:2016年
製作国:フランス
原題:Un homme à la hauteur

キャスト・監督

監督:ローラン・ティラール

出演:ジャン・デュジャルダン、ビルジニー・エフィラ、セドリック・カーン

感想

背の低い男性役の俳優が、ジャン・デュジャルダン。彼は本来身長180センチ以上あるのだが、この映画の中では CGにより、身長136センチと小さくなっている。

この映画がグッと観客を惹きつけるのは、このジャン・デュジャルダンの魅力によるものだろう。

障害者を描いた映画は、どうしても悲観的な内容になりやすいと思うが、しかしこの映画は、常に明るく、まったく悲観的にならない主人公のおかげで、映画としてとても見やすい。

主人公である、136センチの男性が、大変「魅力的」なのだ。

障害者に対する世間の目線がありありと描かれており、内容は決して軽いものではない。

女性が、障害のあるボーイフレンドを家族に紹介するときのシーンは、心に残る。どの人物の気持ちにも味方できるし、味方もできない。自分だったらどうするのだろうと、深く考えるが答えが出ない。

「障害は君の心の中にある」この言葉は映画で、一番メッセージのこもったセリフだろう。

日本ではミニシアター系の映画として紹介され、鑑賞した人の映画レビューはほとんどが好評価なようだ。

それは、この映画が、お涙頂戴で観客を泣かせにかかるものではなく、ワクワクうっとりとさせるようなシーンも多く、観客が登場人物の誰もに感情移入できるような、不思議な映画であるからに違いない。

この映画はどこで観れる?

この映画について、もっと知りたい方は、公式サイトをご覧ください。→ 公式サイト

情報量は少ないですが、ウィキペディアにもページがあります。→ ウィキペディア

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