フランス映画「彼女のいない部屋」

あらすじ

フランスの地方都市らしい。彼女は車を走らせている。彼女は家族を捨てて家出をしたのだろうか。

「家出をした女性の物語、のようだ」

フランス公開時にも物語の詳細は伏せられ、展開を知らない観客が、ある真実に気づいたとき、心が動揺するほど感動したという。

作品情報

製作年:2012年
製作国:フランス
原題:Serre moi fort

キャスト・監督

監督:マチュー・アマルリック

出演:ビッキー・クリープス、アリエ・ワルトアルテ


評価 :2/5。

感想

物語の最後まで真実が伏せられていて、全部見なくてはどんな物語かわからない映画。巷のレビューでは、この真実が切なく、胸が揺さぶられたということで、映画自体は好評だったようだ。

しかし、個人的には、最後の最後まで、何を見せられているのかわからない状態での1時間半ほどは、少々しんどかった。

家族の物語なので、断片的な思い出のシーンが出てくるが、家族団欒で和やかな1コマだったり、時に猟奇的だったり・・・

最後に、ああなるほど、と思うが、この最後を見るために、頭の中がハテナ???なまま、展開を見続けなくてはならないのか、と感じた。

こういった映画は日本ではあまりないかと思う。すごくヨーロッパらしい映画。


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