フランス映画「ディスコ」

引用元:https://filmarks.com/movies/29552

あらすじ

40歳の中年の男たちがダンスコンテストに挑戦する中年青春コメディ。

ノルマンディーの港町で、仕事もなく、離婚した妻には息子とも会わせてもらえないディディエ。

彼は、かつてはディスコフロアを圧巻したトリオ“ビー・キング” のリーダーをだった。

ある日、ディスココンテストの賞品が海外旅行だと知ったディティエは、愛する息子に会うため、“ビー・キング” 再結成をし大会に挑む。

作品情報

制作年:2008年
製作国:フランス
原題:Disco

キャスト・監督

監督:ファビアン・オンテニエンテ

出演:フランク・デュボスク、エマニュエル・ベアール、ジェラール・ドパルデュー、サミュエル・ル・ビアン


評価 :1/5。

感想

ディスコミュージックが懐かしい、と感じる方達には、こちらの映画は高評価のようだ。曲と雰囲気だけで、楽しめる、のかもしれない。

だが、映画としてはとてもつまらなかった。

主人公の俳優フランク・デュボスクはとても有名なコメディアンということだが、こちらの役柄は魅力的に感じなかった。「パリ、嘘つきな恋」では、ダンディで女ったらしなおじさん役がとてもハマっていてとても素敵で面白かったのに。

エマニュエル・ベアール、ジェラール・ドパルドゥーなど、俳優のラインアップには期待してしまったが、内容は最初から結末が予想できるようないわゆる「定番」なもので、途中の展開にドキドキする事もない。

ここからはネタバレだが、

そして、肝心のダンスが、それほどうまくもなく時代遅れであるにも関わらず、なぜ主人公のチームが最後に優勝できたのか不明である。

ウォーターベッドの件も、なんの意味があったのだろう。

主人公の一生懸命さが、ダサいけど好きになってしまう、というのを描きたかったのかと予想する。しかし、個人的には「ただの40歳のニート」という印象から飛躍することはなかったと感じる。


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