フランス映画「スペシャルズ!! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話」

あらすじ

自閉症児をケアする施設を経営するブリュノ。

彼の施設には、さまざまな問題を抱えた子どもたちであふれ、ドロップアウトした若者たちが働いている。

社会からはじかれた子どもたちをまとめて救おうとしていたブリュノとマリクだったが、監査が入ることになり、施設閉鎖の危機に迫られる。

作品情報

製作年:2019年
製作国:フランス
原題:Hors normes

キャスト・監督

監督:エリック・トレダノ

脚本:エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ

出演:ヴァンサン・カッセル、レダ・カティブ、エレーヌ・ヴァンサン


評価 :3/5。

感想

邦題がすごく長く、笑いと涙のゴリ押しで、絶対感動させようと無理強いする系の映画かと思いましたが、その予想より遥かに良い映画でした。

他の施設には入れなかったような子どもたちが集まる施設で、なかなか大変な状況を描いているのだが、それを重苦しい雰囲気でなく、ひょうひょうと切り抜けている主人公たちには好感が持てる。

深刻になり過ぎず、コメディ要素も入れつつ進んでゆく映画なので、見やすい。

そして何より、これが実話だというところは、やはり色々な意味で頭が下がる思い。

実際の自閉症の子どもや、全くの素人の器用など、映画製作スタッフの熱い思いを感じ取れる作品。


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