おすすめフランス映画「不機嫌なママにメルシィ」フランスの実力派俳優ギョーム・ガリエンヌの紹介

引用先:オフィシャルサイトhttp://www.cetera.co.jp/merci/introstory.html

あらすじ

エレガントなママに憧れ、女の子っぽく育ったギヨーム。100%ゲイだと家族は思っていたが、男らしくさせたいパパに無理やり入れられた男子校ではイジメられ、転校先のイギリスでは男子生徒に大失恋!うまくいかない人生に疑問を感じた彼は、“本当の自分”を探す旅に出るが・・・

スタッフのおすすめコメント

展開がエキサイティング、少し刺激的、でも、最後には何だか温かい気持ちになる映画。主人公のギョームと、ママを演じる俳優が同じだと後で知ったので、なおさら驚きました。その演技力に、改めて感服。そしてもう一度、じっくり見てみよう、と再レンタル。

前半はややコメディ色が強く、派手なシーンや登場人物が多いです。後半は主人公が人生を真剣に考えるシーンなど、心理的には真面目な内容になる反面、性について悩む主人公の出くわす人々や場所は、やや子ども向けでない方向性になります。

作品情報

製作年:2013年
製作国:フランス・ベルギー
原題:Les garçons et guillaume, à table!

キャスト・監督

監督:ギョーム・ガリエンヌ

出演:ギョーム・ガリエンヌ、フランソワズ・ファビアン、ダイアン・クルーガー

主演俳優ギョーム・ガリエンヌの魅力

http://eigato.com/?p=19423 引用先:フランスで今最も注目される実力派俳優ギヨーム・ガリエンヌにインタビュー

ギョーム・ガリエンヌ紹介

フランスで大ヒットした『不機嫌なママにメルシィ!』で監督・脚本・主演を務めた。本作でセザール賞で5部門(作品・主演男優・脚色・編集・第1回作品)を受賞。一躍国民的スターになる。

フランスを代表する国立劇団コメディ・フランセーズの正規団員。劇団を代表するスターでもあったが、母親によって女の子のように育てられた経験をもとにした戯曲を劇団以外で上演して評判となり、「不機嫌なママにメルシィ」として2013年に映画化。

2014年に公開されたフランス映画『イヴ・サンローラン』でも、イヴの公私にわたるパートナー、ピエール・ベルジェ役を熱演。

1972年2月8日 パリ近郊生まれ。実業家の父とロシア系グルジア人で貴族の血をひく母のもと、四人兄弟の三男として育つ。

ギョーム・ガリエンヌ:精神的不安定だった10代

ギョームは長い間、精神分析を受けてきました。「母親の呪縛」あるいは「性について」悩んでいたようです。映画「不機嫌なママにメルシィ」では、そういったティーンエイジャーの心の悩みが、ギョームの独白、一人芝居でのモノローグの形で描かれています。

ブルジョワ家庭での習慣や、家の中でのシーンなど、ギョームの家庭環境のシーンは大変興味深く鑑賞しました。お芝居だけれどお芝居ではない、そんなリアルな出来事の数々が、コメディとして楽しく描かれているのも、自伝的映画でありながら、エンターテイメント性を失わない、この映画の素晴らしさとギョーム・ガリエンヌの才能であると思います。

ギョーム・ガリエンヌが俳優を目指したのはいつ?

19歳の時に従姉妹が突然亡くなってからですね(映画の冒頭に彼女の写真とメッセージが映る)。ひょっとしたら明日死ぬかも知れないということを実感して、こんなにも短い人生なら、僕には複数の人生が必要だと思ったんです。それまでは俳優というものに興味もなかったですね。ブルジョワの環境で育ちましたから、俳優になるなんて考えられないことでした。

(引用先:「映画と。」インタビュー)http://eigato.com/?p=19423

ママとボク。実は同一人物!驚きの演技力。

気づきませんでした!俳優ギョーム・ガリエンヌの自伝映画、主人公の青年を演じるのは、本人のギョーム・ガリエンヌ。そして、母親役を演じるのも、実はギョーム・ガリエンヌなのです。こちらの映画を2回目にじっくり見て、改めてその演技力に驚きました。

一人二役を演じることで、僕自身、役者としては救われている部分があるんです。というのも、やはり僕の中には二重人格性が少しあって、この映画のように二役を演じているから、それを乗り越えられている。普通の人生ではダメになっていたかもしれません。

(引用先:「映画と。」インタビュー)http://eigato.com/?p=19423


映画クラスの進めかた

1.今月の映画を鑑賞

フランス人講師自らが、毎月、オススメ映画を選んでいます。

まず約20分間、フランス映画を鑑賞します。 ハリウッド映画はたくさんあるけれど、フランス映画はレンタルDVD屋さんにも少ないし、そもそもどれが面白いのか、わからない・・・

そんな方にも、おもしろいフランス映画の ”掘り出し物”を知るよい機会だと好評です!

2.フレーズ聞き取りにチャレンジ

聞き取れそうで聞き取れない?!

映画の中のシーンで、ナチュラルな会話を聞いてみましょう。

フランス人同士の会話では、テキストなどで習ったフレーズがそのまま出てくるのではなく、フランス人ならではの省略された言い方になってしまうことが多くあります。

ピックアップしたフレーズから、よりリアルな使い方を、少し練習するときも。

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