孤独な生活を送るイールは、向かのアパートに住むアリスを覗き見ているうちに彼女に恋をし、そしてある日・・・見てはいけないものをしまったのだった。
フランス映画「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」
女性の政治家は、どうしてそんなにも屈強なのか、男性ばかりの政治の世界で何か成し遂げようとするそのバイタリティはどこからくるのか、そんなことを最近考えました。
家庭を持ちながら、政治の世界で戦う女性とは、どういう人物なのか、と、なぜ大変な業界にわざわざ行くのか、など。
その答えがこの映画にあるように思います。苦しい状況でも何か信念を持ってコツコツ進み続ける女性のたくましさ。
恵まれた日本で、普通の女性の一人である自分も、少しは信念を持って努力し続けようと思わせられた、とってもパワーのある映画でした。
フランス映画「メグレと若い女の死」
1953年。パリ・モンマルトルのバンティミーユ広場で、シルクのイブニングドレスを着た若い女性の遺体が発見される。
真っ赤な血で染まったドレスには5カ所の刺し傷が。 手がかりとなる高級ドレスを片手に、被害者の素性とその生涯を探ってゆくメグレ警視。
次第に、この事件の悲しい真相が明らかになってゆく・・。
フランス映画「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」
世界的大ヒット小説の翻訳のため、各国から選抜された9人は、2カ月間、地下のシェルターに隔離され、翻訳作業をする。しかし機密であるはずの小説の内容が流出。一体この中の誰が、何のために・・・?驚くべきその悲しい理由を知った時、あなたはきっと涙する。
午後8時の訪問者:フランス映画紹介
あの時、ドアを開けていれば・・・映画が始まった途端、こんな思いを主人公が抱き、そしてその思いをまた見ている私たちも抱きながら、真相を知りたくて続きを見てしまう・・・そんな映画です。私は個人的には医療関係の人や場所が出てくるストーリーは好きです。人間模様が、愛や恋を描いたとはまた違って、生きること自体にスポットを当てていて、とても現実味がある物語として心に迫ってくるからです。
「クリスマス・ストーリー」フランス映画紹介
骨髄移植を息子から母へ・・・しかもその息子は、母に愛されていなかった子。誰が悪いのか、悪くないのか。「クリスマス・ストーリー」というタイトルを聞くと、暖かい家族のお話かと思ってしまいますが、クリスマスに集まった、仲の悪い家族のお話なので、明るい気持ちになりたい方にはオススメしません。
「スイミング・プール」:おすすめフランス映画紹介
結末が・・・え?つまり、どういうこと?と、見てきたストーリーを思い返したり少し巻き戻してみたり・・・モヤモヤとしたまま、寝る前も、次の日も、この映画について考えてしまったりしているので、ああ、これがミステリーの為せる技なのか、と気づき、それがまたこの映画のすごい所なのだろうか、とも思います。
「8人の女たち」おすすめフランス映画
フランスの女優陣が勢ぞろい。彼女たちが歌って踊って熱演する姿はもちろん、それぞれが身にまとうクラシカルで華麗な衣裳、かわいらしい雰囲気が漂うカラフルなセットなど、見どころはたくさんあります。フランス流ミステリーです。
隠された日記 〜母たち、娘たち〜:映画クラス【おすすめフランス映画】
フランスの海辺の街。昔からそりが合わない母(カトリーヌ・ドヌーヴ)、家族の秘密とは?過去の出来事を知りたくて、ドキドキしながら最後まで見てしまいました。