フランス映画「シモーヌ フランスに最も愛された政治家

女性の政治家は、どうしてそんなにも屈強なのか、男性ばかりの政治の世界で何か成し遂げようとするそのバイタリティはどこからくるのか、そんなことを最近考えました。
家庭を持ちながら、政治の世界で戦う女性とは、どういう人物なのか、と、なぜ大変な業界にわざわざ行くのか、など。
その答えがこの映画にあるように思います。苦しい状況でも何か信念を持ってコツコツ進み続ける女性のたくましさ。

恵まれた日本で、普通の女性の一人である自分も、少しは信念を持って努力し続けようと思わせられた、とってもパワーのある映画でした。

フランス映画「赤ちゃんに乾杯!」

フランスでは有名なコメディ映画。三人はパリのマンションをシェアし、それぞれ独身生活を謳歌していた。ところがある日突然、友人の軽い頼みと思い引き受けた「荷物」として、赤ん坊が玄関の前に・・まだ独身で遊びたい大人たちが赤ちゃん関わるとどんなことが起こるか?子育てをすると心が動くということがよく描かれています。

フランス映画「大統領の料理人」

「フランス最後の国父」と称されるフランソワ・ミッテラン大統領に仕えた、仏官邸史上唯一の女性料理人ダニエル・デルプエシュの実話をもとに、大統領のもとで働く女性シェフの奮闘を描くドラマ。田舎の料理を好む大統領と、主人公オルタンスの料理の田舎っぽい温かさが共鳴するシーンが、心を和ませる。

フランス映画「Mr.レディ Mr.マダム」

フランス映画「Mr.レディ Mr.マダム」

フランスで7年間も上演されていたという、ジャン・ポワレ原作の舞台劇。コメディ好きなフランス人にとっては誰でも知っているような作品らしい。序盤は、主人公の部屋の置き物や小物、しぐさや行動など、ゲイであるからこそのネタによって、とにかく細かく細かく笑かしてくれる。そのうちに、「ゲイ映画」とか「オカマ」というところを超えて、この主人公夫婦の愛情や、人間味に惹かれてゆく。

フランス映画「ピエロの赤い鼻」希望をくれた敵兵が教えてくれた、人間らしさとは。

フランス映画「ピエロの赤い鼻」希望をくれた敵兵が教えてくれた、人間らしさとは。

田舎町に住む少年リュシアンは、毎週日曜にピエロに扮し皆を笑わせる父親ジャックを恥ずかしく思っていた。
ある日、ジャックの古い友人から、父親がピエロを演じ続ける理由を聞くことになる。
それは10年前、第二次大戦ドイツ占領下のフランスでの、悲しい出来事がきっかけであった。ずしんと重く心に残るが、希望や勇気も与えてくれる映画