福だけど退屈な人生と、不安定だけれど自由な人生。あなたなら、どちらを選びますか?全く異なった人生を歩んできた2人の男の会話劇。
フランス映画「列車に乗った男」

福だけど退屈な人生と、不安定だけれど自由な人生。あなたなら、どちらを選びますか?全く異なった人生を歩んできた2人の男の会話劇。
病院のお話だからと言って、お涙頂戴の泣かせる映画ではありません。冒頭から、心をぐっと掴まれる、ユーモアに富んだ面白さです。体も動かせずしゃべることのできない老人と、病気の少年の交流を描いた作品。
シラノ・ド・ベルジュラックは剣術の達人、詩も一流、17世紀フランスに実在した剣豪作家。彼は自分の大きな鼻にコンプレックスを持っており、彼が密かに愛する女性、ロクサーヌには想いを打ち明けられないでいる。
フランスで7年間も上演されていたという、ジャン・ポワレ原作の舞台劇。コメディ好きなフランス人にとっては誰でも知っているような作品らしい。序盤は、主人公の部屋の置き物や小物、しぐさや行動など、ゲイであるからこそのネタによって、とにかく細かく細かく笑かしてくれる。そのうちに、「ゲイ映画」とか「オカマ」というところを超えて、この主人公夫婦の愛情や、人間味に惹かれてゆく。
田舎町に住む少年リュシアンは、毎週日曜にピエロに扮し皆を笑わせる父親ジャックを恥ずかしく思っていた。
ある日、ジャックの古い友人から、父親がピエロを演じ続ける理由を聞くことになる。
それは10年前、第二次大戦ドイツ占領下のフランスでの、悲しい出来事がきっかけであった。ずしんと重く心に残るが、希望や勇気も与えてくれる映画
ベルギー・ブリュッセルの街に暮らす神様と、その娘が引き起こす騒動を描いた物語。人間に怒るイタズラな出来事は、神様の暇つぶしだという設定と、ファンタジックで現実離れしたストーリー。最後に訪れる、あり得ないけれどふんわりした幸福感が漂う展開。
人生の折り返し地点を過ぎ、家庭、仕事、将来 etc で生き悩む8人のおじさんたちが、プールを舞台にイチかバチかの再起に挑む姿を描いたヒューマンドラマ。
世界的大ヒット小説の翻訳のため、各国から選抜された9人は、2カ月間、地下のシェルターに隔離され、翻訳作業をする。しかし機密であるはずの小説の内容が流出。一体この中の誰が、何のために・・・?驚くべきその悲しい理由を知った時、あなたはきっと涙する。
父さんと、アイアンマンレースに出たい。車いすの生活をおくる17歳のジュリアンが、頑固な父に突きつけた提案。会話もなかった父と子が、コンビを組んでアイアンマンに挑む。フランスで公開されると、口コミでヒットした感動ストーリー。
ある日スマホをレストランに忘れたことをきっかけに、運命的に一人の男性と知り合いになったディアーヌ。電話で話す彼はとっても優しく、ユーモアに溢れている。初めての待ち合わせの日、彼女の前に現れたのはもちろん素敵な男性。けれど、”かなり”背が低い、136センチの男性だった。アカデミー賞俳優の名演。日本でも話題を呼んだ名作。